静岡県のお酒について



静岡県の県産酒飲酒率が低い?

 県産酒飲酒率(私が勝手につけた名前だけど…)は「静岡の人が飲んでいるお酒の総量」の内の「静岡県産のお酒が占める割合」、つまり静岡の人がどれだけ静岡の地酒を飲んでいるか、という指針ですが、数年前 開運の土井社長さんのお話では、確か静岡は20%以下。しかし、秋田や越後などの酒飲みで有名なところではそれが80%90%代だ、ということで大変嘆いておられました。

 有名な酒どころではそれこそ江戸時代から、庄屋産のさんの酒蔵の酒を飲んでいたりして、その土地の地酒を飲むことはあたりまえだったのかもしれません。それが流通の発達により他の酒も手に入るようになったのです。

 方や静岡では、つい近年まで、全国的に有名な酒蔵はなかった、といいます。よって、酒というのは、全国的に有名な酒、灘や越後、とくに東京で人気のある酒を有難がって飲んでいたようです。それが今日でも県産酒飲酒率が低い原因なのかもしれません。

 昭和○年、その全国的に低いレベルだった静岡県の蔵に一人の人間によって革命が起こります。
 その人の名は河村伝兵衛

 当時、静岡県工業技術センターの主任研究員として、現在静岡県産のお酒の多くに使われている「静岡酵母」を発見し、それを蔵に持ち込んで酒造りを指導して回ったといいます。

 それにより静岡県の蔵の技術が飛躍的にあがり、全国的にも認められるようになったのです。

 しかしながら、地元ではそのように味がよくなったことが認知されず、相変わらず全国の酒をありがたがって、静岡県の酒は歯牙にもかけなかったそうです。
 それが東京などに出荷され、全国的に人気が出てきてやっと静岡の人間も静岡の酒を欲しがるようになったのです。

 磯○慢などはその典型で、売れなかったころに付き合いのある酒屋を除いて地元の酒屋に下ろさないとのうわさです。




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